「三・一独立運動」宣言書
「三・一独立運動」
1919年併合後の朝鮮の人々が、その苦しみから起こした独立運動。主に天道教・キリスト教・仏教の指導者たちと学生組織がはじめた運動だという。
其の宣言文です。世界中が帝国主義真っ只中の時代に、近代民主主義の精神をこれほどまでに書き上げたものはないのではないでしょうか?
「日本の信のないことを咎めようとするものではない。」
「日本をして邪道より出でて東洋の支持者としての重責を全うさせるものであり、中国をして夢寐にも忘れえない不安や恐怖から脱出させるものである。」
当時の朝鮮のとても辛い立場がよくわかる。
そして何より、「誰かを殺す。倒す。」はもちろん暴力的な事は一切書かれていない。
ヘイトスピーチに沸き上がる人たちだけではなく、既存のマスコミ関係者にも是非読んでもらいたい名文だと思う。
チョット長いけど読んでみて下さい。
その25年以上あと日本国憲法前文がつくられる。。。
「万歳事件を知っていますか」木村悦子(平凡社)からの孫引きです。